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モンマルトル観光協会との交流

■芸術のまち「パリ・モンマルトル地区」
サクレ・クール寺院 フランスのパリ北部のモンマルトル地区は、パリが見渡すことができる高台にあります。
19世紀の初めまでは風車のまわる田舎でしたが、後半には住居費や生活費が安いことから、貧しい画家や詩人、外国人、職人たちが住むようになりました。
そして、19世紀から20世紀初めには、ピカソやユトリロをはじめとする芸術家たちが愛し住んでいました。
テルトル広場石畳の坂道や長い階段など、絵画のような風景が広がり、丘の上のサクレ・クール寺院からは、セーヌ川を囲んだパリの町が一望できます。サクレ・クールはパリにとどまる多くの画家たちによって描かれ、パリを舞台とした映画でもよく姿を現す芸術のまちとしてパリを代表する観光地です。
(通称、モンマルトルの丘と呼ばれています。)

■北野・山本地区とモンマルトル地区
友好提携銘板 神戸の北野・山本地域は、国際港都として発展した明治時代に多くの外国人が住み、良好な環境を持つ住宅地として、愛されてきました。世界の文化を吸収しファッション、グルメなどにおいて独自の文化を発展させてきた神戸の先導役となったのがこの地域に住む人々でした。
 今は、異人館街として神戸を代表する観光地ですが、同時に居住地でもあります。このまちの発展には、歴史の流れを断ち切ることなく、培ってきた文化を未来に引き継ぐ姿勢が重要で、一層の魅力化のための模索と活動を続けています。 阪神淡路大震災より10年を迎える2005年、まちの高台に位置することや、住宅地に観光客が訪れる魅力があるという共通点があり北野・山本地区と、モンマルトル地区が友好交流協定を結びました。、今後のまちづくりを進めるうえで、お互いの歴史や現状を紹介しあいながら、交流を深めています。

 神戸北野美術館は、歴史的建造物である明治31年(1898年)築の 旧アメリカ領事館官舎を館施設としています。

 1898年に建設された異人館で、戦後は1978年までアメリカ領事館官舎として使用されました。1995年の阪神・淡路大震災の翌年から神戸北野美術館として開館しています。

 現在「モンマルトルの丘の画家たち ~神戸北野異人館街・パリ市モンマルトル地区 友好交流展~」を開催しています。神戸・北野の歴史資料、日本で初めての国営のオリーブ園についての展示もあります。

 当館は北野・山本地区をまもりそだてる会と神戸インターナショナルオリーブアカデミーの事務局も兼ねており、神戸北野異人館街の文化や歴史を紹介すると共に、その魅力を発信する美術館です。

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